
Galleryくら寿司 大阪・関西万博店
- 飲食店・食物飯店
- 企画・プロデュース
- デザイン・設計
- 制作・施工
- 観光・インバウンド
- 近畿
事例概要
くら寿司史上最長を誇る約135mの回転レーンと最多の338席を備えた、世界最大級の大阪・関西万博店。当社が内装・外装の企画から設計・施工まで一貫して手掛けた。“回転ベルトは、世界を一つに。”をコンセプトに、サステナブルなデザインと最先端のテクノロジーを融合。回転ベルトが食の楽しさを未来へつなぐ、次世代型の店舗を実現した。
┃要望・課題
・既存店舗との差別化と、万博店ならではのデザインや新たなモデル開発が求められた
・期間限定店舗のため、コスト配慮と会期後の再利用を考慮した計画が求められた
・万博の特別感をいかに演出するかが課題だった
┃当社の取り組み・想い
“回転ベルトで繋がる未来”をキーワードに、象徴的なデザインを提案。天井には寺社仏閣に見られる格天井(ごうてんじょう)を連想させるシンメトリーな構成とし、その中央に神格化した巨大な回転ベルトを描くことで、“止まらない”くら寿司の独創性とアイデンティティを表現。これによりブランドの世界観を演出した。
また、外壁には廃棄予定の貝殻約33.6万枚を使った漆喰を用いることで、くら寿司の従来のデザインを尊重しながらも未来型の店舗に向け、素材を更新した。内装にも海洋プラスチックをリサイクルしたレジカウンターや、廃棄品の漁具を100%リサイクルしたウォールロゴ、国産の間伐材を活用したベンチを採用することでエンターテインメント性とサステナビリティの両立を図った。加えて、外壁中央にはあえて手描きにこだわった寿司絵をあしらうことで、観光客への認知度向上のみならず、食へのこだわりを想起させる機能とした。
- 名称
- くら寿司 大阪・関西万博店
- 所在地
- 大阪府大阪市
- オープン日
- 2025.4
- クライアント
- くら寿司株式会社 様
- 当社担当業務
- [営業]米本浩二
[企画]川端監弥
[ディレクション・デザイン・設計]山平武史
[制作・施工]佐藤壮
- 壁画
- GENERATION-X







