Medium-term Management Plan経営計画
中期経営計画(2020-2022)
当社グループは、2019年12月期を最終年度とする中期経営計画「原点回帰」において、社内体制の整備に重点を置いた取り組みを推進してまいりました。2020年12月期を初年度とする中期経営計画「基盤構築」においては、引き続き社内体制整備に重点を置き、「原点回帰」期において新たに洗い出された課題に対応していくとともに、今後の成長拡大に向けた事業基盤を構築してまいります。
また、スペースの働き方改革「WORK“S” INNOVATION」に取り組み、社員の多様性を受け入れ活かすことのできる職場環境づくりを確実に実行することで、持続的成長を実現する経営基盤を強化いたします。ビジョンに掲げる「世の中を、希望にあふれた空間にする。」の実現に向け、事業基盤・経営基盤の両輪で強化に取り組み、企業価値の向上を図ってまいります。
なお、2021年2月8日に公表いたしました通り、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、当社グループにおいても生じており、事業環境の変化とそれに伴う経営課題及び中期経営戦略の進捗状況を総合的に勘案した結果、以下の通り計画を一部見直すことといたしました。
見直しの内容
1. 中期経営戦略の変更
中期経営戦略として掲げていた事業基盤の戦略について、「地域活性の実現」を新たに戦略に加えることといたしました。地域活性に取り組むことは、会社の成長と社会的な要請の両方に向き合い、当社と社会双方の持続可能な発展を目指すものであり、当社が優先的に取り組むべき重要課題として認識しております。中期経営目標の一つ「顧客提供価値の向上」では、「地域活性に関わる案件数」を KPI として設定しており、地域活性をスペースの提供価値として確固たるものとするため、「地域活性の実現」に取り組んでまいります。「新規事業の創出」については、2021 年度に新設した経営企画室にて検討を継続してまいります。
その他の経営戦略につきましても、外部環境の変化に伴い施策の一部を見直し、追加しております。
2. 機能別戦略の追加
事業基盤の戦略を確実に実行するための機能別戦略として、「広報戦略」「IT 戦略」「財務戦略」を新たに設定いたしました。各経営戦略と連携して取り組んでいくことにより、経営目標の達成を目指してまいります。
中期経営戦略
- (1)事業基盤の戦略
- ソフトプロデュース力の強化
- ハードプロデュース力の強化
- 海外ビジネスの確立
- 地域活性の実現
- (2)経営基盤の戦略
- 働きがいの醸成
- 人材の育成と活用
中期経営目標(2022年12月期 連結)
- (1)定量目標
- 営業利益率 7%
- ROE 10%以上
- (2)定性目標
- 顧客提供価値の向上
- 社員全員が働きがいのある会社の実現
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