To Investors株主・投資家の皆様へ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社のウェブサイトをご覧の株主様に第49期(2020年1月1日から2020年12月31日まで)の事業の概況についてご報告申し上げます。

当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から顧客の事業活動が制限され、業績悪化に伴う出店改装計画の先送り・中止等、先行きの不透明な状況が続きました。その影響は下期より特に増加しており、依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは新型コロナウイルス感染症拡大の動向に注視し、オンライン会議の活用やペーパーレス意識向上への取り組み、計画の一部見直しや延期など、臨機応変に対応しながら利益の確保に努めるとともに、中期経営計画「基盤構築」において、成長拡大に向けた事業基盤の構築と、働き方改革「WORK“S” INNOVATION」による経営基盤の強化に取り組んでまいりました。

しかしながら厳しい受注環境下にあったこともあり、当連結会計年度の売上高は400億28百万円(前連結会計年度比20.2%減)となりました。利益面につきましては、コストの削減に努めてまいりましたが、売上高の減少分を補うまでには至らず、営業利益は13億43百万円(前連結会計年度比57.3%減)、経常利益は13億85百万円(前連結会計年度比56.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億4百万円(前連結会計年度比42.7%減)となりました。

配当金につきましては、当連結年度の業績に応じた利益還元を勘案し、期末配当金は1株につき18円といたしました。これにより年間配当金は34円(中間配当金16円)となります。

当社グループの事業環境は、商業施設の出店計画や小売業の動向により影響を受けることから、これらのマーケットの動向を注視する必要があります。今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、当社グループにおいても主要顧客の企業活動の停滞や競争環境の激化が生じ、来期以降もその影響は続くものと予測しております。

このような状況の下、当社グループは、事業環境の変化とそれに伴う経営課題及び中期経営戦略の進捗状況を総合的に勘案した結果、中期経営計画のテーマである「基盤構築」の計画を一部見直し、新しいワークスタイルの検討や持続可能な地域活性化の実現等、世の中の変化に適応した施策を進めていくことといたしました。ビジョンに掲げる「世の中を、希望にあふれた空間にする。」の実現に向け、事業基盤・経営基盤の両輪で強化に取り組み、企業価値の向上を図ってまいります。

今後ともより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。