Gallery0 Club（ゼロクラブ）

温室効果ガスの削減など、気候変動対策を目的としたテクノロジー「気候テック（Climate Tech）」により、脱炭素社会の実現を目指す、国内初のイノベーション拠点「0 Club（ゼロクラブ）」が誕生し、当社は制作・施工を手掛けました。「できるだけつくらないでつくる」「我慢をしないサステナビリティ」をコンセプトに、使用済みの型枠用合板を活用した椅子や、繊維廃棄物や木片をリサイクルしたボードなど、環境負荷の低い素材が使われています。また、間仕切壁の施工には接着剤を使わないことで、素材の再利用がしやすいよう工夫され、段階的なアップデートを見据えた空間となりました。

当社担当者・堀善郎のコメント
本案件では、施設目的や設計コンセプト、設計者のモノづくりに対するこだわりを理解し、前例のない素材や仕上げに対して納期・コスト・安全性を考慮しながら、施主・設計者と共に、検討を重ねて計画を実現しました。
特に、個室区画のガラス壁や竹素材の家具については、利用者の安全性に配慮し、モックアップを作成して強度検証を繰り返すことで、安全性と意匠性の両立を図りました。