GalleryNAGOYA BEER STATION 浩養園 名駅店

名古屋駅うまいもん通り太閤通口に「NAGOYA BEER STATION 浩養園」がオープンしました。
クライアントが運営する「YEBISU BAR」から、名古屋市千種にある歴史的なビヤガーデンである「浩養園」への業態転換プロジェクトです。
名古屋のビヤガーデンの代名詞でもある浩養園の良さを継承し、歴史的要素を散りばめながら、空間に新たな価値を持たせて魅力の発信を行っています。名古屋駅という立地柄、利用用途やシーンが多様な場において、新たなユーザーを獲得できるビヤバーを目指しました。

当社シニアデザイナー・町田幹樹（まちだ・まさき）のコメント
名古屋三大庭園であり寝殿造であった歴史的背景から、店舗中央に釣殿から想起したカウンター席を配置。ビールの泉をイメージしたビヤカウンターとグラスタワーを囲うように座席が配置されています。
名古屋市千種の浩養園ではクラフトビールの製造を行っていることから、認知度向上と魅力発信のために、醸造樽を彷彿とさせる造形を取り込みました。また、工場直送のイメージと新鮮さの演出のため、ビール樽を積み上げた壁面を構築し、ロゴマークと共にアイキャッチとしました。
浩養園で使用されていたレンガや左官、木を現代アレンジして落とし込んだ空間が、名古屋のゲートウェイにおける新たなビヤバーとして長い歴史を刻んでいくことを願っています。