GalleryTAKAMATSU ORNE
- 複合商業施設
- 企画・プロデュース
- デザイン・設計
- 制作・施工
- 内装監理
- リーシング
- 地域の活性
- 産学連携
- 四国
事例概要
JR四国高松駅ビルの商業施設開業に伴う開発コンサルティング・商環境設計を担当したプロジェクトです。人・もの・場所をつなぐ「点と線」をコンセプトに、四国四県と本州をつなぐハブとなるような施設を目指しました。
施設全体には、香川県特産のオリーブにちなんだ緑や香川県産のヒノキ材を使用し、伝統工芸品である丸亀うちわアートをデザイン要素として取り入れています。JR四国ステーション開発様の新たな直営事業として「shikoku meguru」という四国の食に特化した編集型ゾーンを提案し、食を通じて四国四県の魅力を再発見してもらうことで、四国の交流人口拡大と地域活性化を図りました。
また、芸術文化が盛んな香川県の地域色を出すことで施設に愛着を持ってもらうとともに、若年層の活躍につなげるため、香川短期大学とのコラボレーションを提案。実際の工事現場での施工体験会や、高松市内や周辺の海岸の海ごみを活用したアートプロジェクトの企画・制作監修を行うなど、産学連携にも取り組みました。
地域に根差すとともに、四国の魅力を全国へとつなげる施設が完成しました。
当社デザイナー・龍澤知佳(たつざわ・ちか)のコメント
主軸事業である鉄道のインフラを活かして、いかに高松を起点に四国という土地のファンを増やし各地へ巡ってくださる方を増やすかを念頭に企画・デザインしました。「shikoku meguru」を通じて、四国の方も知らないような四国の魅力を伝え、現地に赴いていただくきっかけをつくる。そして、過ごすだけではない施設との関わり方としてアートプロジェクトに参加し、みんなで場をつくっていく。こういった取り組みがその一歩となることを願っています。
- 名称
- TAKAMATSU ORNE
- 所在地
- 香川県高松市
- オープン日
- 2024.3
- クライアント
- 四国旅客鉄道株式会社 様
JR四国ステーション開発株式会社 様
- 当社担当業務
- 【企画・デザイン・設計・ブランディング】大阪本部/内田峻介・龍澤知佳・片山佳祐
【ディレクション】大阪本部/内田峻介
【制作・施工】大阪本部/河崎圭一郎・白石光
【リーシング】開発本部/里大輔・辻尾隆輔
【内装監理】内装監理本部/森寛行
【プロモーション】経営管理本部/市川美希・前田健斗
【MD】開発本部/里大輔・米谷理沙
- 撮影
- 株式会社ナイスマックス