Local Community社員の子ども向けに「Family Work Shop」を開催-端材を使った“木育”で環境に思いを寄せる豊かな心を創造-
12月17日(土)に当社犬山工場(愛知県犬山市)で、社員の子どもを対象にしたワークショップ「Family Work Shop」を開催しました。社員とその子どもが手を取り合って“ものづくり”をすることで、相互理解を促し、また子どもたちの創造力や感受性を養いました。
犬山工場で働く“プロ”指導の下、ノコギリや金づちなど什器の制作に用いられる工具で、木製のおもちゃを作りました。
ライフスタイルの変化に伴い、木製のおもちゃをはじめ、木に触れる機会が減少傾向にある中、木材を使ったおもちゃの制作を原体験に、木の温もり、そこから得られる自然の重要性などを再認識してもらいました。
材料には木製什器の制作工程で発生する端材を使ったり、廃塗料で塗装したりするなど、通常であれば廃棄されるものを活用することで、楽しみながら環境に思いを寄せられる場を提供しました。
子どもたちは「スマートボール台」「ミニクリスマスツリー」「紙飛行機シューター」の3種類から作りたいものを選び、ノコギリや金づち、ヤスリなどを使って型抜きやバリ取り、ニスを使った仕上げ加工など職人さながらの体験をしました。
当社は愛知県の「あいちっこ家庭教育応援企業」(該当事業所:名古屋本部)に賛同し、このほど登録しました。これは、愛知県の企業・事業所等で働く保護者が安心して仕事に励むことができるよう、愛知県教育委員会と企業・事業所等が連携して家庭教育の一層の推進を目指すものです。
今回のワークショップもその一環で、当社の社員証を模した名札を配布することで、職場理解だけでなく、子ども同士が名前を呼び合ってコミュニケーションを取ることを促しました。
完成品で遊んだ後は、おもちゃのベース材を作るのに使われた機械の紹介も交えながら、工場内を案内しました。
当社は働き方改革「WORK“S” INNOVATION」や次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画等のワークライフバランスや子育て支援向上を推進しております。今後も「Family Work Shop」の第2弾開催も視野に、社員が仕事と子育てを両立させることができる職場づくりに取り組んでまいります。
制作本部 犬山工場 岩下美喜男本部長のコメント
「商業施設をはじめとした建物の内装デザインなどを考え、形になるまでの下支えをすることがスペースの役割の一つです。犬山工場は、それら商業施設で使われる木製什器を中心に作っています。ワークショップでの体験が家庭内で会話のきっかけを作り、職場理解による働きやすさ向上の弾みになったら嬉しいです。」