Local Community大阪工業大学で「これからのSC(ショッピングセンター)空間を考える」 演習課題の企画と講師を担当
産学連携プロジェクトとして、大阪工業大学(大阪市旭区、学長:益山新樹)梅田キャンパスにて実施された空間デザイン学科の学生向けインテリア分野演習授業「空間デザイン演習IV」(2020年9月~2021年1月の間で14回実施)」の中の演習課題「これからのSC(ショッピングセンター)空間を考える」(1月8日・15日の2日間)を担当いたしました。当社は2020年9月~2021年1月までの5か月間、大阪工業大学と共同で演習課題の計画への取り組みおよび授業の講師として参加いたしました。
本演習授業は、学生自らが空間づくりにおけるデザイン提案や課題解決等を学ぶもので、当社は大阪工業大学との産学連携プロジェクトとして授業内の演習課題の一つである「これからのSC(ショッピングセンター)空間を考える」を担当しました。当社の大型商業施設実績を例として、SCにおける空間づくりで重要な視点やスキルを実践的に学べる演習を実施いたしました。
<演習課題内容>
名称:「これからのSC空間を考える」
内容:「現実の空間を計画する」をテーマに、新型コロナウイルスの影響を受ける時代に順応したSCのデザイン案を、コンセプトから平面図までPBL(課題解決型学習)で演習。
※演習ではアルコール消毒液の設置・換気の徹底等、感染症対策を実施いたしました。
■演習を通してこれからの地域社会の発展に貢献
今回は、実践的な演習を通して空間づくりの基礎を学びながら、実現可能な空間デザイン案を提案する内容で、学生のプランニング力や課題解決力育成の支援を行いました。また、学生・大学・企業の三者が空間づくりについて考える場を提供することで、それぞれのスキル、ナレッジを共有し、それらを今後、本地域でのさまざまな活動や空間づくりの実案件に活かしていくための足がかりを作ることができました。
当社はこれまでも、国内各地で次代を担う学生や学校と空間づくりをともに考え、地域社会の発展に貢献するための取り組みを行っており、本プロジェクトもその一環です。今後とも、パートナーとして学生や学校と一緒に空間づくりを行うことで、地域との協調関係を構築し地域社会の活性化や発展に貢献していく所存です。
■産学連携プロジェクトのプロセス
<プロジェクトキックオフ/2020年9月1日>
プロジェクトのキックオフとして、当社と大阪工業大学がオンラインでMTGを実施。企画概要や演習課題のすり合わせ等を行いました。
<授業への参加および学生への課題発表/2020年11月6日>
演習授業「空間デザイン演習IV」の一部講評会に当社も参加し、学生に対しフィードバックや質疑応答を行いました。加えて、当社が担当する演習課題「これからのSC空間を考える」を学生へ発表し、具体的な課題概要や目的を共有しました。
<プレゼンテーション・講評会/2021年1月15日>
演習課題「これからのSC空間を考える」で学生によるプレゼンテーションを実施。アイデアやプランを確認した上で、実際に空間づくりを行う当社の視点からフィードバックを行い、審査員と学生による活発な質疑応答が行われました。