Local Community大阪工業大学の特別講義に、当社・齋藤俊二が登壇しました

2024.07.01

 

当社大阪本部クリエイティブ事業部長の齋藤俊二が、2024年6月11日(火)に、大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科の学生約100人に向けて講演しました。「持続可能な地域の社会課題に対応する商空間デザイン」をテーマに、消費者ニーズの多様化に伴い、変化する商業施設の在り方について、事例をもとに解説しました。

学生約100人に向けて講演する齋藤
地域に寄り添った空間づくりの在り方について聴講する学生

 

商業施設は、持続可能な社会の形成に深く関係するとして、「みのおキューズモール STATION棟」(大阪府箕面市)などを例に、「世代を越えて愛される空間であり続けるためには、買い物機能だけでなく、変わる時代や地域ごとのニーズを見極めながら、新たな価値を与えることがカギだ」と解説しました。また、「商業施設は生活の質を向上させる存在として、100年先も生き続ける。新たな価値を提供し続けるためにも、皆さんと共に商空間の未来を考えていきたい」と話しました。

同講演は講義の一環で、学生は「地域課題に対しての空間デザインでの解決策とは」と題したレポートを提出することで単位が取得できます。レポートでは「地域のニーズに合わせたデザインを取り入れることと、空間の多機能化が欠かせない」といった声や、「買い物をする場所ではなく、過ごしたくなる場所を意識することが重要」など、さまざまな意見が集まりました。

今後も、全国に拠点を持つ当社の強みを生かし、各地の学生や学校とともに、空間づくりを追求し、地域社会の発展に貢献してまいります。

 

ご注意
・本ページに記載の部署・役職名は、2024年7月時点のものです。