To Investors株主・投資家の皆様へ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社のウェブサイトをご覧の株主様に第54期(2025年1月1日から2025年12月31日まで)の事業の概況についてご報告申し上げます。

当社グループが属するディスプレイ業界につきましては、収益改善を背景とした企業の投資、都市再開発の進展、インバウンド需要の増加等を背景に、新装・改装需要は引き続き好調に推移しております。

このような事業環境の中、当社グループは、当期を最終年度とした中期経営計画「進化発展」の目標達成に向けて、VISION実現に向けた戦略の着実な実行と事業拡大を通じ、収益性と企業価値の向上に取り組んでまいりました。

この結果、売上高は715億11百万円(前連結会計年度比11.4%増)となりました。顧客の積極的な投資姿勢を背景に、飲食店分野及びサービス等分野が伸長したことから、過去最高を更新いたしました。

営業利益は48億30百万円(前連結会計年度比39.4%増)、経常利益は48億79百万円 (前連結会計年度比38.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億70百万円(前連結会計年度比48.1 %増)となりました。

また、当社の配当政策は、内部留保の充実による経営基盤の強化を目指す一方、収益力の一層の向上と財務体質の強化を図り、安定配当を維持することを基本方針としております。 この基本方針に基づき株主の皆様のご支援にお応えするため、当事業年度の期末配当につきましては、1株につき43円に特別配当8円を加えまして1株につき51円といたしました。これにより年間配当金は78円(中間配当金27円)となります。

当社グループを取り巻く事業環境は、資材価格の高騰や人件費の上昇、労務需給の逼迫、加えて建設業の時間外労働の上限規制への対応による影響等を注視していく必要があるものの、企業収益の改善による設備投資の底堅い需要、インバウンド需要の増加等を背景に、引き続き投資需要の好調な推移が期待されることから、安定した受注環境が継続するものと予想しております。

このような環境の中、2026年12月期からの3か年を計画期間とする中期経営計画「拡大成長」を策定し、「売上高800億円」、「営業利益率8%」、「ROE12%」、「配当性向50%以上」の4つを定量目標に掲げております。当計画では、強みの源泉である人と組織の一層の高度化を進め、持続的な成長を目指します。「全社員総合職の実現」に向け、社員一人ひとりの成長に重きを置き、個の力を価値創造の源泉として最大限に引き出すことで、持続的な競争優位性を築いてまいります。また、顧客から選ばれ続ける「商いの共創パートナー」としての地位を確立するため、既存事業の深化や価値創造事業への挑戦、バリューチェーンの強化等に取り組み、安定的な収益基盤の構築を進めてまいります。さらには、これらの戦略を支える経営基盤のさらなる高度化に取り組み、多様な人材が能力を十分に発揮できる成長環境を整備してまいります。

今後ともより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。