Info2024年 社長年頭挨拶

2024.01.09
  • お知らせ

株式会社スペース 代表取締役社長 佐々木 靖浩より、年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。

 

皆さま、明けましておめでとうございます。新年のスタートにあたり、ご挨拶を申し上げます。
まず、令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
当社においては地震対策本部を設置し、社員およびパートナー様の安否確認・安全対策を図るとともに、お客様の施設が早々に復旧できるよう努めてまいります。

成果にこだわり、大きく成長
今年の干支は「辰」です。辰年の意味には諸説ありますが、多くはその威風堂々伸び行く姿から、「陽が動くことで万物が振動する。そのため活力が旺盛になり、大きく成長し、形が整う年」とされております。歴史を振り返ってみても、世の中が変わり、大きく成長する出来事が多い年といえるでしょう。
前回の2012年には東京スカイツリーが開業し、さかのぼる1988年には青函トンネル・瀬戸大橋が開業しました。それに留まらず、アジア初開催となった東京五輪という国家的な行事と、それに伴う東海道新幹線の開業もまた、私の生まれ年でもある1964年辰年のことでした。
当社としてもまた、辰年である1952年に初めての自社工場が竣工、1976年には東京事務所を開設、2012年には東京証券取引所市場第二部から第一部への指定替えを迎えるなど、動きが際立つ年でした。そのことから、今年も成長を伴う変化が巻き起こる可能性が高く、その時代に相応しい姿勢で臨んでまいります。

真価が問われる時代に
昨年5月、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類へと移行され、日常が取り戻されつつあります。「人と会うこと」「集まること」の制限から解放された今こそ、空間の可能性を追求する企業としての真価が問われます。そこでは、価値を生み出す源泉である社員がカギを握るでしょう。そのため、これまで以上に人事制度に磨きをかけ、新たな時代に挑んでまいります。

上昇気流
そんな辰年にまつわることわざに、「龍の水を得る如し」というものがあります。これは、龍が水を得て天に昇るように、場所や時機を得て、大いに活躍するという意味を持ちます。当社にとっての「水」は何か、それは皆さまとのご縁です。水を得てするお役立ちこそが、当社として“昇るべき道”と思います。
その一環で昨年、福岡本部、松山事務所、沖縄事務所、SPACE JAPAN(香港)を移転し、地域密着型対応をこれまで以上に強化いたしました。今年はそれら移転先での業務を本格化するなど、地域密着型対応を強化することで、当社に関わる全ての皆さまと上昇気流を生み出し、まちや人々に貢献してまいります。

新年早々に災害や事故が発生し、緊張感のある辰年のスタートとなりました。皆さまと当社の2024年が、威風堂々伸び行く年となりますよう、年男としての気概を持ち、前に進んでまいります。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2024年1月9日 株式会社スペース 代表取締役社長 佐々木  靖浩