Info「ヤエスパブリック」が2023年度のグッドデザイン賞を受賞
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この度、デザインによって暮らしや社会をより良くすることを目的とした「2023年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、当社が設計・施工を担当した「ヤエスパブリック」(事業主:三井不動産株式会社)が、グッドデザイン賞(受賞企業:株式会社スマイルズ)を受けましたのでお知らせします。
今後も商空間プロデュース企業として、一貫対応の柔軟さと全国に拠点を持つ強みを活かし、お客様に寄り添った空間づくりを行ってまいります。
■グッドデザイン賞
『ヤエスパブリック』
受賞企業:株式会社スマイルズ
事業主:三井不動産株式会社
企画・デザインディレクション:株式会社スマイルズ
設計・施工:株式会社スペース
担当者:商環境研究所 三木一道・東京本部 秋元和巳・田形寿夫・仲田将美
・受賞ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/14622
・ヤエスパブリックについて
https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/yaesu-public
┃概要
東京ミッドタウン八重洲2階に、約820㎡に渡って広がる、立ち飲みエリア、物販・休憩エリア、八重洲の裏路地を彷彿とさせるエリアが混在する「公共性を帯びた商空間」です。マスタープランから各店舗の造作家具やサインなど、総合的に提案しました。
┃当社コーディネーター・三木一道(みき・かずみち)のコメント
スマイルズ様のご提案を実現するにあたり、企画・コンセプト・デザインなどのイメージをカタチにすることと、建築・設備与件をもとにした実施設計を合わせて進める必要がありました。そのため、デザインのポイントや機能的に必要な箇所を順位付けするなどして、デザイン性と機能性を両立させました。栄えある賞を受けた本件に微力ながらお力添えできたことに感謝申し上げます。
┃審査委員による評価コメント
担当審査員:成瀬友梨・浅子佳英・丸山優子・山梨知彦・吉田愛・Chee Su Eing
リースラインをどう揺さぶるか。これは近年の商業施設の最も熱いテーマだ。そしてそのテーマはパブリックスペースと呼ばれる場所でも共通の話題である。道路の境界を揺さぶるパークレット、公園と商業の境界を揺さぶるパークPFI、閑散としていた公開空地を商業的な力によって活用するしゃれ街条例など、どれもこれまで分断されていた境界に揺さぶりをかけ、人々に場所をひらいている。ヤエスパブリックは現代版フードコートだ。ただいわゆるフードコートとは違い、コンテナ型のキッチンが分散配置され、その周囲に設けられた路地状のスペースやテラスに大きくひらいた場所など多様な居場所が用意されている。フードコートほどキッチンスペースと飲食フロアは分断しておらず、キッチンの前はその店舗に属した客席のようでもあるし、かといって店舗ごとに完全に分断しているわけでもなく、ゆるやかにつなげやはり人々に場所をひらいている。
<出典:GOOD DESIGN AWARD 受賞ギャラリー:https://www.g-mark.org/gallery/winners/14622>
■グッドデザイン賞とは
デザインによって暮らしや社会をより良くすることを目的とした活動で、1957年の開始以来、「Gマーク」とともに広く知られているアワードです。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰するものです。
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
公式HP:https://www.g-mark.org/
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