Info令和4年度「内外装木質化等の効果実証事業」成果報告会に、当社デザイナー 木村 ユカが登壇しました

2023.06.19
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当社名古屋本部 クリエイティブ事業部 企画デザイン部長でシニアデザイナーの木村ユカが3月20日、「内外装木質化等の効果実証事業 成果報告会」に登壇し、実証実験で得た成果を報告しました。

当社の実証事業「商業店舗の木質化に拠る客単価向上効果の実証」が、「内外装木質化等の効果実証事業」(木構造振興株式会社・公益社団法人日本住宅・木材技術センターが募集)に採択されたことによるもので、2022年8月から2023年2月にかけて実施された実証実験の概要とその成果を報告しました。

登壇する当社シニアデザイナー・木村 ユカ

 

実証実験では、スポーツ用品販売のヒマラヤ(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役会長兼社長:小森裕作)の一部店舗において商品棚や内装造作を木質化し、木質化していない店舗との「経済効果」「購買・販売行動効果」「心理・印象効果」の変化を調査しました。

本実験により、来店客の「心理・印象効果」の高まりが見られ、該当売り場において、木製什器に陳列される商品の評価を上げる可能性があることを確認しました。

加えて、店舗の内装仕様において、木材の活用面積が広いものよりも、局所的に利用したデザインで印象が強化されたものの方が顧客心理に働く効果が大きいという結果が得られました。このことから、デザイン性を加味した表現が重要であることが示唆されました。

壁面パネル、上部ルーバー造作、商品棚(写真左) / 店頭ディスプレイ用什器(同右)をそれぞれ木質化した

 

詳細は以下、公益財団法人日本住宅・木材技術センターの資料をご参照ください。
https://www.howtec.or.jp/files/libs/4718/202306060934415711.pdf

なお今回の実証実験は、名古屋市立大学大学院芸術工学研究科・佐藤泰研究室が調整・実証計画を担当し、西垣林業株式会社(本社:奈良県桜井市/愛知県名古屋市、代表取締役:西垣雅史)の木材を活用しました。施工は当社名古屋本部 名古屋第2事業部が担当しました。

当社は今回の実験で得た内装木質化によるデータを活用しつつ、引き続き豊かな社会の実現を目指してまいります。

 

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