Info2023年 社長年頭挨拶

株式会社スペース　代表取締役社長　佐々木 靖浩より、年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。

皆さま、明けましておめでとうございます。新年のスタートにあたり、ご挨拶を申し上げます。

◇社会情勢
新型コロナウイルス感染の世界的拡大から3年弱が経過しました。その間、日々の生活環境のみならず、社会のあり方そのものが大きく変わりました。一方、新たなスタイルが定着し、日常を取り戻しつつあります。
ただ、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原材料価格の高騰など、事業環境への影響が懸念され、予断を許さない状況が続いております。本年より走り出す新中期経営計画のもと、外部環境の変化に意識を研ぎ澄まし、変化を逆手に進化・発展してまいります。

◇「75」節目の年
当社は明治中頃にガラス商として産声を上げ、1948年に名古屋市西区で「カトウガラス株式会社」として創立しました。
戦後間もない日本で、生きることすら必死な時代であったと思います。そんな中、「家業」として当社の歴史が　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幕を開けました。今とすればほんの小さな木造社屋の中、ガラスケースを製造してまいりました。
その後、数々のご縁をいただきながら、一歩また一歩と歩みを進めて業容を拡大してまいりました。その間、いくつもの
困難も立ちはだかりましたが、創業から受け継がれてきた不屈の精神でひたすらに前を向き、歩んでまいりました。
創立75年を迎える現在はプライム（旧・東証一部）に籍を置く、家業から企業へと成長させていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　100周年とその先を見据えて、より広く、より高いレベルでのお役立ちができるよう、研鑽し続けてまいります。
変化に対応してきた諸先輩方の情熱を受け継ぎ、これからもお客さまとのご縁を大切にしながら、社員とともに歩んでまいります。

◇企業理念と、新たな中期経営計画
当社として節目の年である本年の干支は、癸（みずのと）卯（う）です。
「癸」は十干の最後にあたり、「静かで温かい大地を潤す恵みの水」を表すといいます。当社は「商空間の創造を通じて、
豊かな社会の実現に貢献します」を企業理念に掲げております。これと忠実に向き合うことで皆さまに“恵みの水”を届け、「笑顔あふれる空間」を提供してまいります。
「卯」は十二支の4番目である「うさぎ」を意味します。高く跳ぶ姿から「飛躍」「向上」が連想されます。
当社はIMAGINATION「想像を超えて、発想する」と、CREATION「チームの力で、実現する」を掛け合わせた
“商空間プロデュース企業”を目指し、長期ビジョンを策定しております。本年から新中期経営計画「進化発展」期がスタートを切りました。自社と社会双方の持続可能な発展を目指す「サステナブル経営」と、業務改革につながる「DXの推進」などの　　　　　　戦略を遂行し、それらを推進力に、皆さまとともに、高く飛躍し、大きく向上する年にさせていただきたく存じます。

皆さまとともに、“明日が笑顔になる空間”を作り上げ、引き続き豊かな社会実現に向けて、ご一緒させていただければと
存じます。最後となりますが、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々にお見舞い申し上げます。
2023年が、皆さまにとって、幸多き一年となることを祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

2023年1月5日
株式会社スペース　代表取締役社長　佐々木 靖浩