
Gallery藤丸パーク
- 複合商業施設
- 飲食店・食物飯店
- 物販店
- サービス空間・パブリック空間
- 企画・プロデュース
- デザイン・設計
- 制作・施工
- にぎわいの創出
- 地域の活性
- 北海道
事例概要
122年の歴史に幕を下ろした「旧・藤丸百貨店」。その再生に向け、2030年に予定される新店舗開業までの5年間限定で運営される「藤丸パーク」が、旧店舗裏手の遊休地にオープンした。地域交流とにぎわいを育む拠点としての役割を担い、新藤丸の完成に向けてお客様の期待と気運を醸成し続けるとともに、中心市街地全体の活性化や周遊促進を目指す。
┃要望・課題
・中心市街地に人を集めたい
・藤丸の持つ場の記憶を継承したい
・誰もが憩う場所をつくりたい
┃当社の取り組み・想い
“新藤丸”開業までの5年間、帯広の中心市街地のにぎわいを絶やさないことを目的に「藤丸パーク」は誕生した。期間限定である一方、いわゆる暫定施設ではなく、商いの場づくりを通じた地域一体の活性化を目指すとともに、短期間の出店にも対応するなど、誰もが新たに取り組みたくなる条件を設定することで、未来の成長を見据えた実験的な場と位置づけている。店舗もトレーラーハウスを代表とする動産構成として、確認申請が不要となる柔軟な商業集積を実現した。中央の円形デッキと芝生広場は、マルシェやライブ、ビアガーデンなど多彩なイベントを可能にし、エリア最大級のドッグランは幅広い交流を生み、世代を超えて人々をつないでいく。そして、パークの顔となるロゴデザインは歴史が詰まった旧藤丸百貨店のロゴをオマージュしつつ更新することで、新たな藤丸像を象徴するものとした。商業と公園を一体化した今回の取り組みが、「人を集める中心市街地の未来」を描くものとして、多くの地方都市が目指す賑わい創出に向かう第一歩となることを願っている。
- 名称
- 藤丸パーク
- 所在地
- 北海道帯広市
- オープン日
- 2025.7
- クライアント
- 藤丸株式会社 様
- 当社担当業務
- [プロデュース]田中三弘・浦野啓一
[営業・制作・施工・内装監理]酒井芳匡
[企画・ディレクション・ブランディング]田中三弘
[デザイン・設計]中平詩歩
[プロモーション]市川美希・前田健斗
- 撮影
- ハイアングル 平野愛智
- ブランディングサポート
- あすなろ組 山下祐亮








