
GalleryGLION ARENA KOBE
- 飲食店・食物飯店
- サービス空間・パブリック空間
- デザイン・設計
- 制作・施工
- 内装監理
- リーシング
- にぎわいの創出
- 地域の活性
- 近畿
事例概要
阪神・淡路大震災から30年の節目を迎える2025年、神戸の新たなランドマークとして「GLION ARENA KOBE」が完成した。270度を海に囲まれた開放的なロケーションに建つこのアリーナは、最大1万人を収容できる規模を誇り、地元プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームアリーナとして利用されている。試合やイベント時に限らず、日常的にも訪れたくなる空間を提供することで、神戸の街に新たなにぎわいを生み出し、未来を彩る拠点として機能している。
┃要望・課題
・世界で唯一の「神戸の」アリーナを実現したい
・「神戸らしさ」を表現したい
・イベント時以外でも日常的に利用される場所をつくりたい
┃当社の取り組み・想い
神戸が異文化と融合しながら育んできた歴史を踏まえ、デザインはあえて統一せず、多様な要素を共存させることで街の魅力を体現した。全体の雰囲気は「上質」「おしゃれ」といった神戸のイメージに沿って洗練された印象にまとめ、「山」「海」「港」といった固有のモチーフを軸に、兵庫県産の素材や地域の工芸技術を随所に取り入れている。
選手用ロッカールームとコートをつなぐアプローチに位置する「コートサイドクラブ」では、淡路瓦の製法を模したタイルや兵庫県産の御影石を採用し、素材を通じて「神戸らしさ」を表現した。天井照明はチーム名の由来であるコウノトリの巣をイメージして交差させ、床には卵の殻由来の波模様を配し、「勝利の波」が打ち寄せる様子を演出。さらに照明は色温度を切り替えられる仕様とし、試合前の高揚感と試合後の安らぎを両立させる環境とした。加えてVIPフロアは観客席からの見え方を徹底的に検証し、細部までこだわることで高品質な空間を実現している。
- 名称
- GLION ARENA KOBE
- 所在地
- 兵庫県神戸市
- オープン日
- 2025.4
- クライアント
- 株式会社One Bright KOBE 様
- 当社担当業務
- [営業・ディレクション]
大田寛章・髙健太
[内装監理]
森寛行
[ホスピタリティエリア:設計・制作・施工]
1・5階/ロッカールーム・スタジオ・コートサイドクラブ・カジュアルバー:一色慎也・三木大輔・髙木くるみ・山下浩奈
2階/コンセッション:堀剛・小野真梨子
4階/オフィス:平野真司・山近みなみ・赤坂一磨
[VIPエリア:制作・施工]
和田拓・小倉次郎・生駒孝暉・小原理沙・田中一政・濱田佳歩・齊藤賀子
[テナントエリア:設計(一部)・制作・施工]
只宗浩司・大野美幸・岩崎昌・北市智彦・松葉黎・村上翔哉・谷口空・染川紫乃








