Safety / Quality安全・品質

考え方

スペースグループは、人々の豊かで便利な生活に寄与する空間づくりを目指し、使う人・訪れる人にとって安全・安心かつ強固でしなやかな空間を提供することを基本方針としています。お客様およびエンドユーザーに長く信頼される安全・安心な空間を提供するための取り組みを、企業価値を高める重要な戦略の一つと位置付けています。
また、現場における事故や施工物件の品質不良は、従業員やパートナー企業の健康を脅かすだけでなく、地域社会に影響を及ぼす可能性があることから、企業としての持続可能性を損なう重大なリスクであると認識しています。そのため、日々の事業活動において安全・品質の両面でリスク低減に取り組み、ステークホルダーにとって信頼性の高い空間づくりに努めています。

マネジメント

当社は、制作管理本部や制作本部犬山工場を中心に、全社で安全・品質管理に取り組んでいます。また、安全・品質の確保にはパートナー企業との連携・共同が不可欠であるとの考えのもと、スペース安全衛生委員会を組成し、安全・安心な現場づくりに向けた活動をパートナー企業とともに行っています。発生した事故・クレームはシステムを通じて全社に共有するとともに、取締役会へ報告され、再発防止に取り組んでいます。
中期経営計画においてKPIを設定し、業務執行会議や取締役会にて取り組みや進捗の報告・協議を行っています。安全・品質の確保には従業員の施工管理力の向上が不可欠であるとの認識から、中期経営計画「進化発展」(2023-2025)においては「1級建築施工管理技士資格取得者数15名」を目標に掲げ、実績は19名となりました。続く中期経営計画「拡大成長」(2026-2028)では資格の範囲を拡大し、「現場における技術系有資格者数30名純増」を目標とするとともに、「安全品質向上研修開催数40回/年」もKPIに加えています。従業員への資格取得支援や継続的な意識・知識向上の取り組みを推進し、安全・品質の確保に努めていきます。

取り組み

安全管理の徹底

当社は、当社およびパートナー企業従業員の安全施工に関する知識と意識を高め、現場環境および製品の安全を確保するため、「安全施工基準書」を整備し、各種工事における施工基準や運用・管理方法を定めています。さらに、作業者のモラル向上を目的に「現場安全管理ハンドブック」を整備し、日々の現場における基本的な行動規範や留意事項を明確にしています。
これらの遵守徹底により、顧客からの信頼に応える安全な施工体制を整備するとともに、火災事故、落下事故、電気事故、解体・撤去に伴う事故などによる第三者災害や労働災害の発生防止に努めています。
また、ウェブも活用しながら日中・夜間を問わず定期的な安全パトロールを実施し、安全管理に対する意識・質の向上に努めています。

品質管理の徹底

当社は、施工におけるノウハウの蓄積・共有のために「品質施工基準書」を整備し、組織的な品質管理に努めています。基準書は適宜見直しを図り、より高い品質の確保に努めています。外注および購買においては、「外注管理規程」「購買管理規程」に従い品質の維持・改善を行っています。
また、品質は一人ひとりの知識や技術力によって支えられるとの認識のもと、研修や技能講習を継続的に実施しているほか、技術系資格の取得を後押ししています。品質要求水準の高まりや案件の高度化に対応できる人材の育成を通じ、安定した品質の実現を図っています。

パートナー企業との取り組み

当社は、パートナー企業と一体となって安全・品質向上に取り組むため、パートナー企業と共同で「安全衛生大会」を東京・名古屋・大阪・福岡の各地で年1回開催しています。2025年度は、厚生労働省労働基準監督署から講師をお招きして、労働災害防止計画等について講話いただきました。
当社およびパートナー企業の現場関係者が参加する「安全協議会」では、発生事例や課題を共有しながら具体的な対策を協議しています。現場の実情を踏まえた対話を通じて改善策の検討・実行・見直しを重ね、事故・クレームの防止につなげています。
また、現場環境の整備を目的とした「現場安全衛生研修」を年2回実施しています。2025年度上期は国土交通省から講師をお招きして建設業コンプライアンス研修を実施しました。パートナー企業および当社社員が上期1,046名、下期1,004名参加し、企業の枠を越えた安全意識の底上げにつながっています。その他にも、現場での知識や安全意識向上を目的とした各種研修をパートナー企業と共同で実施しています。

安全衛生大会
安全衛生大会
研修