考え方
スペースグループは、コンプライアンスは企業経営の根幹をなすものであり、ステークホルダーと信頼関係を築き企業が存続・発展していくための絶対的基盤であると考えています。当社では、従業員一人ひとりが高い倫理観と社会的良識を持った行動ができるよう、倫理行動基準を示した「倫理規定」および各ステークホルダーに対する行動規範を示した「企業倫理規程」を制定しています。
マネジメント
当社は、取締役常務執行役員を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会を設置しています。定期的に委員会を開催しコンプライアンスに係る取り組みを推進しているほか、コンプライアンス違反が疑われる事案が発生した際には、その事実関係を調査し被害を最小限にとどめる対応を迅速に行うとともに、再発防止策および懲戒処分の必要性を検討し、取締役会への提言を行います。
2025年度は、定期コンプライアンス委員会を4回開催し、法改正対応、IT・会計リスク、職場環境等を含む全社的なリスク課題およびコンプライアンス課題についての検討・協議を行いました。
内部通報制度
当社は、組織内における法令違反や規則違反、不正行為等の早期発見・早期対応および未然防止を目的として、通報先を内部監査室または社外取締役監査等委員(弁護士)とする内部通報制度を設けています。通報窓口は、通報を受けた際は直ちに事実関係を聞き取り、内部通報に該当すると判断した場合は、代表取締役社長へ報告を行い、リスク・コンプライアンス委員会を招集します。
また、ハラスメントや業務推進上の悩みや相談を受け付ける「社員相談窓口」を内部監査室社員相談室に設置しており、公正公平な観点から迅速かつ的確な解決に向けた対応を行っています。ハラスメントの可能性がある場合はリスク・コンプライアンス委員会にて対応を検討し、取締役会への提言を行います。
通報者の個人を特定する情報や通報内容は厳格に管理され、通報者や調査協力者が不利益を受けることはありません。また、匿名での通報も受け付けています。不正やリスクを見逃さず、全従業員が安心して働ける職場環境づくりに努めています。
2025年度は、内部通報受付件数は2件(内、相談2件)で、事業遂行に影響を及ぼすような重大な事案はありませんでした。社員相談窓口へは13件の相談が寄せられ、主な内容は働き方や制度、職場環境に関する相談でした。
取り組み
コンプライアンス教育
当社では、従業員一人ひとりがコンプライアンスを自分ごととして捉え、日々の業務で適切な判断と行動を取れるよう、計画的なコンプライアンス教育を行っています。
企業活動において特に発生リスクが高く、組織への影響も大きいコンプライアンス課題の一つがハラスメントであるとの認識のもと、コンプライアンス研修とハラスメント防止研修を隔年で定期実施しています。
コンプライアンス研修は、コンプライアンスに関する基礎知識を正しく理解するとともに、日々の業務においてコンプライアンス違反を未然に防ぐための行動や判断について考えることを目的としています。ハラスメント防止研修では、職場におけるハラスメントの形態が多様化している現状を踏まえ、ハラスメントに関する正しい知識を習得し、相手の立場を尊重した適切な行動を取ることができるよう、意識向上を図っています。
事業継続計画(BCP)の取り組み
当社は、大規模災害等が発生した際にも事業を継続し社会的責任を果たすため、事業継続計画(BCP)を整備しています。緊急時における役割分担や対応手順を明確化するとともに、定期的な訓練や教育による実効性の向上に努めています。