考え方
スペースグループは、気候変動による異常気象や自然災害の増加は、当社の企業活動に影響を及ぼすリスクであると認識しています。日々の業務が環境に与える影響を把握し、社会的責任として気候変動の抑止に貢献するため、「環境対策管理規程」を策定し、環境負荷削減の取り組みを推進しています。
取り組み
脱炭素への取り組み
当社は、事業所ごとのGHG排出量を数値化し、定期的に削減計画の見直しを行っています。排出量削減の一環として、事業所の照明のLED化、エアコンの省エネモデル化を実施するとともに、資料のデジタル化を推進しています。また、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量を把握し、排出削減に向けた具体的な対策を講じていくため、スコープ3排出量の算定を行いました。今後は、算定結果をふまえ、適切な目標設定や施策の検討を行っていきます。
スコープ別GHG排出量
単位:t-CO2e
| 項目 | 2024年度 | |
|---|---|---|
| スコープ1 | 224 | |
| スコープ2 | マーケット基準 | 823 |
| ロケーション基準 | 839 | |
| スコープ1+2(マーケット基準)合計 | 1,047 | |
| スコープ3合計 | 276,806 | |
| スコープ3 | 1.購入した製品・サービス | 143,127 |
| 2.資本財 | 457 | |
| 3.Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 | 269 | |
| 4.輸送、配送(上流) | 2,998 | |
| 5.事業から出る廃棄物 | 43 | |
| 6.出張 | 1,964 | |
| 7.雇用者の通勤 | 425 | |
| 8.リース資産(上流) | 16 | |
| 9.輸送、配送(下流) | - | |
| 10.販売した製品の加工 | - | |
| 11.販売した製品の使用 | 125,706 | |
| 12.販売した製品の廃棄 | 1,801 | |
| 13.リース資産(下流) | - | |
| 14.フランチャイズ | - | |
| 15.投資 | - | |
| スコープ1+2(マーケット基準)+3合計 | 277,853 | |
- 対象範囲は、グループ会社全体(子会社含む)
- カテゴリー9・10・13・14・15は非該当
- 算定にはGHGプロトコルを参照し、算定のための二次データベースとしてIDEA V3.3(国立研究開発法人産業技術総合研究所)を使用しています。
- スコープ3カテゴリ1(購入した製品・サービス)について、その多くを占める外注費算定については、まず代表物件の排出量を項目ごとに算定し、そのほかの外注先については工種ごとに分類し、代表物件の1円当たり排出量を適用して算出しています。
- スコープ3カテゴリ11(販売した製品の使用)について、各市場分野別代表物件の見積書から売上高1円あたりの排出量を算定し、該当市場分野全体の売上高に乗じて算定しています。代表物件の排出量は、販売設備の数量・仕様の他、運用年数、年間営業時間、稼働時間、実消費電力も考慮しています。
- 2024年度よりスコープ1,2,3の算定を始めており、当データはこれまでのサステナビリティレポートにおいて報告していた「CO2排出量」から算定方法および対象範囲を変更しています。
エネルギー使用量
| 年度 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|---|---|
| 電気消費量(kw) | 1,968,968 | 2,012,178 | 2,111,217 | 1,904,029 | 1,765,262 |
| ガソリン消費量(ℓ) | 74,046 | 84,395 | 79,078 | 89,642 | 92,205 |
| 軽油消費量(ℓ) | 5,612 | 5,058 | 4,543 | 3,369 | 7,512 |