Local Community海ごみを内装装飾にアップサイクルするワークショップを開きました

2024.09.04

当社は、ビナウォーク(事業主:株式会社小田急SCディベロップメント、所在地:神奈川県海老名市)の5番館共用部のリニューアルに伴い、キッズスペース「あそViNA」の企画、デザインから施工まで一貫して担当しました。同スペースは、遊びながら神奈川の自然環境に思いを寄せられる空間で、川と山の2種類で構成されます。そのうち、川において、「地域とともにつくる」をコンセプトに、小学生以下の子どもを対象にしたワークショップを企画し、その壁面を彩る魚型の装飾物を制作しました。一人二つずつ制作し、一方をキーホルダーとして持ち帰り、もう一方はあそViNAの壁面装飾に活用しました。自身の作品が使われることで、施設をより身近に感じ、愛着を持ってもらうことにつなげます。

“海ごみ”による環境問題について説明 
好きな色を選んで型に流し込むようす

 

ワークショップには約40人の子どもが集まり、プラスチックを中心とした海ごみが、海洋環境に与える影響などのレクチャーを受けたのち、 海ごみとして回収されたプラスチックを原材料に、5センチメートルほどの魚型の装飾物を制作しました。粒状に粉砕された色とりどりのプラスチックを型に流し込んで魚の形に整え、小型のプレス機で成型しました。成型後は保護者の補助のもと、バリをカッターで削ぎ落しました。

参加した子どもからは「好きな色で作れた」「かっこよくできた」などの声が上がりました。

補助されながらバリをそぎ落とす 
魚の形が見えた時には喜びの声が

 

完成した魚型の装飾物は、7月12日にリニューアルしたキッズスペース「あそViNA」の壁面デザインに組み込まれ、約40匹が子供たちの遊び場を彩りました。

完成したキッズスペース「川」
ワークショップで制作された魚で彩られた「川」の壁面

 

当社は今後もお客様と地域、そして環境に寄り添った空間づくりを展開してまいります。