Sustainability Activities“商いのまち”の記憶、巨大アートに

2026.04.07
社会貢献活動
地域共生

 

レシートから生まれるアート

壁一面に描かれた巨大な招き猫の姿。
“アートと現実”の境界を越え、命を宿されたかのように立体的に浮かび上がります。
このモノクロで描かれた絵画の正体――実は大量のレシート。
それも、当社が本社を構える日本橋人形町で回収されたものです。

 

冒頭の作品は、同じく人形町の当社ANNEX館で株式会社タグボートと共同で開催中の、アート展示イベント「アート解放区 人形町」の一環で展示された、レシートアートアーティストで同社取り扱い作家のVIKIさんによる個展の一幕です。
作品は公開スタイルで2日間にわたって制作されました。

無数に貼り重ねられたレシートを“キャンバス”に、熱によって発色するレシートの特性を生かしながら、ハンディアイロンやコテで熱を加えて描き上げられました。制作のようすを初めて目にした来場者からは、「これ本当にレシートなの?」と驚きの声が上がったり、紙袋いっぱいのレシートを“差し入れ”として持ち込んだりするファンの姿も見られました。
個展は3月いっぱい開催され、延べ350人ほどが来場しました。

コテで熱を加え、命を吹き込みます

 

VIKIさんは「商いのまちであることから、人形町の商売繁盛を祈って『招き猫』を。また、たくさんの歴史と下町情緒あふれるイメージから、江戸に伝わる『茶屋の看板娘』をそれぞれモチーフにした」と振り返ります。

 

レシートが結ぶ、商空間とアートのつながり

「アート解放区 人形町」は2025年秋、若手アーティストの支援と、アートを介した地域間交流の創出を目的に始まりました。
本来は捨てられてしまうものがアートへと昇華され、地域と人を新たな文脈で結ぶ。
この考えのもと、今回の企画では、“地産レシート”の回収で連携しました。
「人形町商店街協同組合」に協力を呼びかけ、人形焼本舗板倉屋さんや塩せんべいが有名な三原堂さんなど、
地元商店12店舗にレシート回収ボックスを設置。当社オフィス内でも回収しました!

商店からもたくさんのレシートを頂きました!
まちの記憶たち

 

日常に眠る価値を見つめて

商空間の延長線上で、必然的に生まれるレシート。
VIKIさんは「レシートは記憶の1ページ。その一つひとつをアートという新しい姿で紡いでいきたい」と語ります。

 

たしかに、レシートはお店から生まれたお客さまの記憶の断片であり、まちの記憶でもあります。
当社もVIKIさんにとってのレシートのように、日常に新たな価値を見出し、豊かな社会の実現に貢献してまいります。

(書き手・広報部 前田健斗)

■レシート回収協力店舗(全12店舗)
京粕漬魚久香老舗 松榮堂/さのや/重盛永信堂ティーハウス茶韻館鳥料理 玉ひで人形焼本舗板倉屋浜乃院BROZERS’マタニティショップ・ジョリー三原堂本店MUCCO(五十音順)

 

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