Info野外民族博物館「リトルワールド」ヨーロッパエリアリニューアルの演出を担当
- ニュースリリース

商空間プロデュース企業の株式会社スペース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐々木靖浩)は、野外民族博物館「リトルワールド」(愛知県犬山市、事業主:株式会社名鉄インプレス)のヨーロッパエリアにおいて、2025年3月15日(土)にオープンする飲食・物販店舗やレンタル民族衣装専門店舗などの空間づくりを手掛けました。ヨーロッパならではの建築様式を取り入れるなど、ヨーロッパに没入できるエリアづくりに貢献しました。
┃フランス・アルザス地方の文化を建築物で表現

飲食店舗「クレープリー アルザス」においては、現地建築物の設計図を参考に、勾配に変化を持たせる「マンサード屋根」を本物の瓦で再現したほか、アルザス地方独特の骨組み構造「コロンバージュ」を模しました。また、アルザス地方では、職業別に壁面の色を分けていることから、菓子屋や製パン店に使用される黄色で外壁を塗装し、さらに、現地の伝統的な陶器「スフレンハイム」の絵柄を描くなどして、地域の文化を表現しました。
┃“全天候型”に向けた仕掛け

リトルワールド初のレンタル民族衣装専用店舗「ヨーロッパ衣装館 ヴォヤージュ」においては、アルザス地方でよく見られる花を装飾に取り入れ、屋内フォトスポットを設けました。これにより、荒天時にも、民族衣装を着てもらいたいというクライアントの想いをデザインで具現化しました。
┃ドイツ製什器の歴史を紡ぐ

お土産店舗「メルヘンバルト」においては、木材を基調とした内装に加え、クリスマスピラミッドをイメージした木製什器を設置するなど、木と関わりの深いドイツを表現しました。その中でも、レジカウンターや柱造作の木工装飾には、リニューアル前の店舗に設置されていたドイツ製ショーケースを自社工場(愛知県犬山市)で加工し、活用しました。これら、旧店舗の「こだわり」を新たな形で受け継ぎました。
これらの建物には、ヨーロッパの街並みに多く見られる「アイアン看板」を用いて統一感を持たせ、文化や芸術に没入できるエリアづくりを目指しました。
当社は今後も、地域やお客様の想いを形にする“商空間プロデュース企業”として、豊かな社会の実現に貢献してまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スペース 広報部 前田健斗・市川美希
TEL:090-4853-4479(前田)/090-5109-6476(市川)
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